FXには税金はあるのか??
気になるFXの税金について紹介していきましょう。
ずばりFXには税金があり、雑所得として税金が掛かります。
雑書得とは、給与、事業、不動産などのどれもにも当てはまらない所得の事を言います。
FXの税金は、現在申告分課税となり税率が一律20%になりました。
それによって2011年までは給与とFXの利益を合算して税金を収めてましたが、今はそれぞれ別々に計算する事になり、簡単に申告出来る様になり税金も安くなりました。
ではこれから気になる税金の対象者について説明しましょう。
税金の対象者は?
FXでの課税対象者はこちらです。
・FXで年間38万以上の利益がある人
・給与所得がありFXで20万以上の利益がある方
普通所得税は累進課税になっていて、稼げば最大40%も税金を取られてしまいますが、FXなら一律で20.315%しか税金が取られません。
では損失が出た場合どうなるのか?を説明しましょう。
損失の繰越
これまで個人投資家で店頭FXでのみFXをやってきた人は、利益が出ても課税、損失が出ても救済なしの立場にありました。
ですが2012年からの現在は店頭FX所得や取引所FX所得で発生した損失は、最大3年間繰り越す事ができます。
注意として、繰越を受ける為にはその年に損失も確定申告する必要があります。
しかしそれでその後3年間は、その損失以上に利益が出なければ、プラスであっても税金は一切掛からないのです。
そして次に嬉しい情報になるのはコチラです。
損益通算
最近はFXを取引きスタイルによって変える為に、複数の口座で取引きしている人が増えています。
損益通算とは、一方の口座で利益が出てもう一方で損失が出た場合、その損失を利益から引く事が出来るシステムです。
つまりその合計から納税額を計算する事になります
通算できる所得は決まっていて、店頭FX、取引所FXなどです。因みに株や給与所得など他の所得についてはできません。
この方法があるので、口座は複数持つ方が良いと言えるでしょう。口座開設は無料なので、解説して損することはないと思います。