マージンコールとは?
FXでは最大25倍のレバレッジをかけての取引が可能です。
ハイリターンではありますが、それだけにハイリスクでもあります。25倍のレバレッジをかければ利益が出れば25倍ですが、損失が出た時も25倍です。
こうしたハイリスクを軽減する為のシステムや機能がFXにはいくつかあります。その中の一つがマージンコールです。
どんな機能かと言うと、通常、評価損が預け入れ証拠金(FX会社に入金してある元手)の50%以上になるとメールと取引画面で知らせてくれる便利な機能です。
マージンコールがかかったら
マージンコールには強制執行などの拘束力があるものではありませんが、マージンコールがかかったという事はロスカットの執行が近いという事です。
マージンコールがかかったら、決められた時刻までに、追加の証拠金を預け入れて、証拠金維持率を規定のラインまで引き上げなくてはいけません。
また、ポジションを一部決済して、取引の規模を小さくすることで、維持率を高めることもできます。
強制ロスカットになると、資金の大半を失う事になるので、早めの対処が重要です。
最初に初心者が陥るのが、手数料を気にして、中々損切れないという事です。そんな事がないように手数料が安くて、人気のあるFX会社を選ぶといいでしょう。